印伝について

「印伝」とは鹿革に漆や型紙を用いて文様を現した染め革です。
16世紀中頃~17世紀にインドから伝来し、印度伝来を略して印伝となったと伝えられています。

漆をのせる

技術

印伝には厳選された最高級の鹿革が使われています。

鹿革の厚み、肌触り、質感、均一性などを厳しくチェックして、上等な鹿革以外は印伝にはなれません。
一頭ごとに性質が異なり、染色にも微妙な差異が生じるため、熟練の職人の技術が必要不可欠です。

絵柄

生地全体に配された柄によって印伝は独特の雰囲気を作り出しています。

「小桜」「トンボ」をはじめとする「江戸小紋」と呼ばれる伝統模様だけでなく、オリジナル柄の印伝も制作可能です。
オリジナル柄の印伝についてはお気軽にご相談ください。

印伝の江戸小紋柄